MACフィルタリングの設定

MACフィルタリングを使用すると、LANにアクセスできるMACアドレスの許可リストを管理できます。その他はすべてブロックされます。このリストは、物理LANポートに定義されているすべてのインタフェースに共通して適用されます。R80.20.50以降では、この機能は1600と1800アプライアンスでもサポートされます。

- WiFiネットワークとLANポートには別々のMACフィルタリングがあり、DMZとWANは除外されます。

MACフィルタリングを有効にするには

  1. MACアドレスをLAN MACフィルタの許可リストに追加します。

  2. スライダをオンにします。

MACフィルタリングが有効になった後、指定されたネットワークの機能を無効にできます。

LAN MACフィルタ許可リストを編集するには

  1. [デバイス]>[MACフィルタリング]>[LAN MACフィルタ]に移動します。

  2. 新しいMACアドレスを追加するには、[追加]>[新規]をクリックします。

  3. アクティブなデバイスのリストからMACアドレスを選択するには、[追加]>[選択]をクリックします。

  4. MACアドレスを編集するには、リストからMACアドレスを選択して[編集]をクリックします。

  5. MACアドレスを削除するには、リストからMACアドレスを選択して[削除]をクリックします。

特定のインタフェースのMACフィルタリングを無効するには

  1. [デバイス]>[ローカル ネットワーク]に移動します。

  2. LANインタフェースを選択して[編集]をクリックします。

    [LANの編集]ウィンドウが開きます。

  3. [詳細]をクリックします。

  4. [MACフィルタリングを無効にする]を選択します。

    有効にするには、このオプションをオフにします。

  5. 適用をクリックします。

- MACフィルタリングは、外部インタフェースやポート ボンディングではサポートされていません。

802.1x認証プロトコル

IEEE 802.1xは、物理的にネットワークに接続されたデバイスに対し、認証メカニズムを提供するポート ベースのネットワーク アクセス プロトコルです。

802.1x認証はポート ボンディング、インターネット接続、ポート ミラーリングの一部ではないLANポートで有効にすることができます。

ワークフロー

  1. RADIUSサーバをお使いの環境にインストールし、設定します。

  2. RADIUSサーバ オブジェクトをアプライアンスで設定します。認証サーバの管理を参照してください。

  3. LAN物理ポートの1つで定義されたLANスイッチ、別のLANインタフェース、またはタグ ベースのVLANインタフェース上で802.1x認証を有効にします。

  4. 802.1xをタグベースのVLANでオンにした場合(802.1xはポートベースのため)、VLANと関連ポート(LAN5やLAN5.1など)の両方でも有効にします。

LANスイッチまたはインタフェースで802.1x認証を有効にするには

  1. [デバイス]>[ローカル ネットワーク]に移動します。

  2. LANインタフェースを選択して[編集]をクリックします。

    [設定]タブに[編集]ウィンドウが表示されます。

  3. [詳細]タブで、[802.1x認証を有効にする]を選択します。

  4. [再認証の頻度(秒)]に時間を入力します。

  5. 適用をクリックします。

タグ ベースのVLANインタフェースで802.1x認証を有効にするには

  1. [デバイス]>[ローカル ネットワーク]に移動します。

  2. LANを選択して[新規]>[VLAN]をクリックします。

    [設定]タブに[新規VLAN]ウィンドウが表示されます。

  3. [割り当て先]については、LAN IDを選択します。

  4. [詳細]タブで、[802.1x認証を有効にする]を選択します。

  5. [再認証の頻度(秒)]に時間を入力します。

  6. 適用をクリックします。

インタフェースで802.1x認証を無効にするには

  1. [デバイス]>[ローカル ネットワーク]に移動します。

    LANインタフェースを選択して[編集]をクリックします。

  2. [設定]タブに[編集]ウィンドウが表示されます。

  3. [詳細]タブをクリックします。

  4. [802.1x認証を有効にする]をオフにします。

  5. 適用をクリックします。

MACフィルタリングと802.1x認証にログ記録を設定するには

  1. [デバイス]>[詳細設定]へ移動します。

  2. [MACフィルタリングの設定 - ブロックしたMACアドレスをログ記録]属性の値を以下に設定します。

    • [有効] - ログを有効にします。

    • [無効] - ログを無効にします。

    - この属性は、ローカル管理モードでのみ利用可能です。一元管理モードでは、CLIでログ記録を設定します。

  3. オプション -

    • ログの数を減らすには、[MACフィルタリング設定 - ログの停止]属性の値を秒単位で指定します。

    • すべてのログを表示するには、値を「0」に設定します。

- WiFiドライバで破棄されたトラフィックはログに記録されません。