USBドライブによるアップグレード
このセクションでは、アプライアンスへのコンソール接続を行わずにUSBドライブでアプライアンスをアップグレードする方法について説明します。詳細は、ブート ローダによるアップグレードを参照してください。
注 - 1500シリーズで新しいイメージのクリーン インストールに使用するUSBストレージ デバイスは、FAT32ファイルシステムでフォーマットする必要があります。
USBドライブから新しいファームウェア イメージをインストールする
Check Pointから、新しいファームウェア イメージがリリースされることがあります。このイメージ ファイルとUSBドライブを使用することで、アプライアンスに再書き込みできます。WebUIを使用してアップグレードすることもできます。新しいイメージによってサポートされる場合、以前の設定は維持されます。USBドライブを使って新しいイメージを再書き込みすると、アプライアンスにより以前の設定は削除され、新しい工場出荷時のイメージが作成されます。
USBドライブから新しいファームウェア イメージにアップグレードするには
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Check Pointアプライアンスを電源から切り離します。
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USBドライブのファームウェア イメージ ファイルを最上位フォルダに置きます。名前は変更しないでください。
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USBドライブの最上位フォルダに以前のブート ローダ又はファームウェア イメージ (
u-boot*.bin
ファイルまたはfw1*.img
ファイル) が含まれていないことを確認します。 -
USBドライブをCheck PointアプライアンスのUSBポートに接続します。
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アプライアンスを電源に接続します。アプライアンスをオンにすると、前面パネルにある電源LEDが短時間だけ赤く点灯します。
その後LEDは青色になり、点滅し始めます。これはブートが進行中で、ファームウェアがインストールされていることを示しています。
LEDが青色に点灯すると、アプライアンスの準備が整い、ログインできるようになります。
注 - アラートまたはエラーが発生した場合、LEDは赤色になります。
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USBドライブを抜きます。
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この操作により以前の設定は削除されるため、「Check Pointアプライアンスの導入の手引き」を参照して、初期設定ウィザードからアプライアンスを再設定してください。
注 - USBドライブを使用してアップグレードを行う場合は、この方法でアプライアンスに再書き込みしたときに保存されたアプライアンスの工場出荷時のデフォルト イメージを置き換える必要があります。
注 - USBドライブからのUboot更新は現在サポートされていません。