ユーザ認識の使用

[ユーザ認識]ページでは、ブレードをオン/オフに切り替えたり、設定ウィザードを使い、ユーザ認識閉じた ログ記録と制御を目的としてユーザをIPアドレスに関連付けるよう設計されたCheck Point Software Bladeの1つ。の取得、ログ記録、設定目的のソースを設定できます。

Quantum Sparkアプライアンスのユーザ認識では、IPアドレス ベースのログではなく、ユーザ ベースのログを確認閉じた トラフィックやファイルをブロックし、UserCheckメッセージを表示するUserCheckルールアクション。ユーザはアクティビティの許可を承認できます。でき、さらに個々のユーザやグループ閉じた ユーザアカウントなど、属性を共有するオブジェクトの集合体。に対するアクセス制御を実施できます。

ワークフロー

  1. ユーザ認識Software Bladeをオンにします。

  2. [設定ウィザード]をクリックして、ブレードを有効化して設定します。

  3. ユーザやユーザグループ情報を取得するための識別方法を選択し、アイデンティティソースを設定します。

  4. 初期設定後、[ポリシー設定]セクションで[Active Directoryクエリ][ブラウザベースの認証]、またはIdentity Collectorのチェックボックスをオンにして、[設定]をクリックしてより詳細な設定を行うことができます。

  5. ゲートウェイでユーザのアイデンティティを取得したら、ユーザベースのルール閉じた ルールベースにおいて、通信セッションに対して指定されたアクションを実行するためのトラフィックパラメータやその他の条件セット。はアクセスポリシーのネットワークトラフィックで実施できます。

アイデンティティソース

ユーザ認識では、認識するソースとして以下を使用できます。

  • Active Directoryクエリ - ADサーバに対するシームレスなクエリでユーザ情報を取得。

    セキュリティ ポリシー閉じた ネットワークトラフィックを制御し、パケットインスペクションによりデータ保護やリソースへのアクセスに関する組織のガイドラインを実施するルールの集合体。をインストールする際、Quantum SparkアプライアンスはADドメイン コントローラからセキュリティ イベント ログを受信するための登録を行います。これには、ADサーバの管理者権限が必要です。AD認証情報を使ってユーザが認証を行うと、イベント ログが生成されてセキュリティ ゲートウェイに送られます。Quantum Sparkアプライアンスは、このADセキュリティ イベント ログに基づいてユーザを識別します。

  • ブラウザベースの認証 - ローカル定義のユーザの認証、または別の認識メソッドのバックアップとして、ポータルを使って認証可能。

    • ブラウザベースの認証では、ネットワーク リソースやインターネットにアクセスするユーザの認証にWebインタフェースを使用します。保護されたリソースにアクセスするユーザは、まずWebページにログインする必要があります。これにより、ローカルで定義されたユーザや他の方法で識別できなかったユーザを識別できるようになります。

    • すべてのトラフィックに対してブラウザベースの認証が表示されるように設定できます。この識別方法は、エンドユーザが自身を識別する際の手間を軽減するため、特定のネットワークリソースやインターネットにアクセスするときにのみ表示するよう設定するのが一般的です。

    • HTTPベースでないトラフィックについても、ブラウザベースの認証で認証されていないユーザによる特定のリソースやインターネットへのアクセスをブロックするよう設定できます。

  • Identity Collector - アイデンティティとそれに関連するIPアドレスについての情報を収集し、アイデンティティ確立のためにセキュリティゲートウェイ閉じた トラフィックを検査し、接続されたネットワークリソースに対してセキュリティポリシーを適用するために、Check Pointソフトウェアを実行するCheck Point専用サーバ。に送信します。

    - R81.10.Xでは、バージョンR81.10.05からこの機能が利用できます。

ユーザ認識の有効化

  1. [オン]または[オフ]オプションを選択します。

    - ブレードがクラウド サービスで管理されていると、ロック アイコンが表示されます。オン/オフの切り替えはできません。ポリシー設定を変更した場合、その変更は一時的なものになります。ローカルで行った変更は、次回ゲートウェイとクラウド サービスで同期する際に上書きされます。

  2. [設定ウィザード]リンクをクリックします。

    [ユーザ認識ウィザード]が開きます。

  3. ユーザ識別方法を1つ以上選択し、[次へ]をクリックします。

  4. 残りの手順に従い、[完了]をクリックします。

  5. 初期設定を行った後、[ポリシー設定]にある[Active Directoryクエリ]または[ブラウザベースの認証]チェックボックスをオンにして[設定]をクリックすることで、詳細な設定を行えます。

Active Directoryクエリ:

Active Directoryサーバが定義済みである場合は、[既存のActive Directoryサーバを使用]をクリックします。

ブラウザベースの認証

Identity Collector

- R81.10.Xでは、バージョンR81.10.05からこの機能が利用できます。

Quantum Spark Locally Managedアプライアンスは、R81.10.05以降のバージョンでIdentity Collectorをアイデンティティソースとしてサポートします。

Identity Collectorの設定の詳細については、 Identity Awareness Clients Administration Guide を参照してください。

- このページには、[アクセス ポリシー]>[ユーザ認識ブレード コントロール]または[ユーザ&オブジェクト]>[ユーザ認識]からアクセスできます。