ブート ローダによるアップグレード

U-boot (ブート ローダ) を使用してQuantum Sparkアプライアンスをアップグレードするには

- 1570/1590アプライアンスでは、ブートローダはDMZポートのみでサポートされており、LANポートでは利用できません。

  1. コンソールポートでアプライアンスを接続します (アプライアンスの背面パネルにあるシリアル コンソール接続)。

  2. アプライアンスを再起動します。

  3. 起動時、該当するメッセージが表示されたら、CTRL+Cを押します。

    Gaiaに備えられているブートメニューが表示されます。

    Welcome to Gaia Embedded Boot Menu:

    1.Start in normal Mode

    2.Start in debug Mode(デバッグ モードで開始)

    3.Start in maintenance Mode(メンテナンス モードで開始)

    4.Restore to Factory Defaults (local)(工場出荷時に復元)

    5.Install/Update Image/Boot-Loader from Network(ネットワークからイメージ/ブート ローダをインストール/アップデート)

    6.Restart Boot-Loader(ブート ローダの再起動)

    7.Run Hardware diagnostics(ハードウェア診断の実行)

    8.Install DSL Firmware/Upload preset configuration file(DSLファームウェアのインストール/プリセット設定ファイルのアップロード)

    選択項目を入力してください(ENTER を押して完了):

  4. 5を押して、[ネットワークからイメージ/ブートローダをインストール/更新]オプションを選択します。

  5. TFTPサーバから手動でイメージをロードするか、またはBOOTPサーバによる自動モードを使用するかの確認閉じた トラフィックやファイルをブロックし、UserCheckメッセージを表示するUserCheckルールアクション。ユーザはアクティビティの許可を承認できます。メッセージが表示されます。

  6. 手動モードを選択した場合は、Quantum SparkアプライアンスのIP、TFTPサーバのIP、およびイメージ名を入力するよう求められます。

  7. 自動モードを選択した場合は、BOOTPサーバを検索する手続きが自動的に開始されます。

  8. メニュー モードでCtrl+Cをもう一度押すとブート ローダ メニューに戻ります。

    アップグレード中は、電源LEDが青く点滅して進行中であることがわかります。この処理には最大で1分かかります。

    アップグレードが正常に完了すると、LEDが青色に点灯し、ユーザがいずれかのキーを押すまでアプライアンスは待機状態になります。アップグレード中にエラーが発生すると、電源LEDが赤色になります。