ワイヤレスネットワークの設定
[デバイス]ビュー>[ネットワーク]セクション>[ワイヤレス]ページには、ワイヤレスネットワークの設定が表示されます(利用可能な場合)。802.1x がサポートされています。
メインのワイヤレス ネットワークに加え、ゲスト ワイヤレス ネットワークと標準ワイヤレス ネットワーク(VAP: バーチャル アクセス ポイント)を設定できます。
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ゲスト ワイヤレス ネットワーク - デフォルトでホットスポット
インターネットサービスプロバイダへのリンクに接続されたルータを介して、インターネットアクセス可能な無線ローカルエリアネットワークを提供するエリア。を使用します。セキュリティで保護されず、パスワードなしでアクセスできます。
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標準ワイヤレス ネットワーク - アクセスにパスワードが必要となる保護されたワイヤレス ネットワークです。デフォルトではホットスポットを使用しません。
ワイヤレス ネットワークを削除するには、[デバイス]> [ローカル ネットワーク]へ移動します。
複数のワイヤレスネットワーク(VAP)が定義されている場合、[2.4 GHz無線帯域]と[5 GHz無線帯域]として下の表に表示されます。
1530/1550アプライアンスのみ:ワイヤレス クライアントの検索オプションは、アプライアンスで設定する周波数に依存します。Quantum Sparkアプライアンスでは、同時に設定できるのは1つの周波数のみで、デフォルトで2.4 GHzに設定されています。ラジオ設定を802.11 acまたは802.11 ac/nに変更すると、周波数は5 GHzに自動的に変わります。[ホーム]>[システム]ページには、ワイヤレス ラジオのステータスが表示されます。
1570/1590アプライアンスのみ:2つの無線送信機があります。(2.4 GHzと5 GHz)それぞれのネットワークは、指定された送信機に従って別々に設定されます。
この表で、新しいゲストまたは標準のワイヤレス ネットワークの追加や、既存のワイヤレス ネットワークの編集、削除、無効化を行うことができます。既存のVAPを複製することもできます。
ワイヤレス ネットワークを有効/無効にするには
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スライダを動かして[オン]または[オフ]オプションを選択します。複数のVAPを設定している場合は、[オフ]を選択するとすべてのVAPが無効になります。
注 - ワイヤレス ラジオをオフにした場合、再度オンにしてもVAPは無効のままになります。VAPを有効にするには、この表で該当のエントリを選択し、[有効]をクリックします。
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ワイヤレス ネットワークを有効または無効にするには、[有効/無効]をクリックします。
新しいワイヤレスネットワークを設定、既存のネットワークを編集するには
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[無線帯域](4 GHzまたは5 GHz)を選択し、スライダボタンが[オン]になっていることを確認
トラフィックやファイルをブロックし、UserCheckメッセージを表示するUserCheckルールアクション。ユーザはアクティビティの許可を承認できます。します。
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新しいネットワークの場合は、[設定]をクリックします。
[設定]タブに[新しいワイヤレスネットワーク]ウィンドウが開きます。
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既存のネットワークの場合は、[設定の編集]をクリックします。
[設定]タブに[ワイヤレスネットワークの編集]ウィンドウが開きます。
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[ネットワーク名(SSID)]を入力します。
例:Guest1またはVAP1。既存のネットワークを編集している場合、その名前はすでにフィールドに存在しています。
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このインタフェースからのアクセスを許可する前に、ユーザをホットスポットポータルにリダイレクトするために、[ネットワークを有効にする]または[ネットワーク接続時はホットスポットを使用]を選択します。
ホットスポットの設定は、[デバイス]>[ネットワーク]セクション>[ホットスポット]ページで行います。
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プルダウンメニューから[ワイヤレスラジオ送信]を選択します。
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[ワイヤレスセキュリティ]セクションで、次のいずれかを選択します。
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[保護ネットワーク(推奨)]。
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このオプションを選択した場合、プルダウンメニューから次の値を選択します。
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[セキュリティタイプ]。
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[暗号化タイプ]。
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[認証方式] - [パスワード]または[RADIUSサーバ(エンタープライズモード)]を使用して認証します。
注 - [RADIUSサーバ(エンタープライズモード)]オプションは、[ユーザ&オブジェクト]ビュー>[ユーザ管理]セクション>[認証サーバ]ページで、RADIUSサーバを定義する必要があります。ワイヤレス ネットワークに接続しようとする各ユーザは、RADIUSサーバを通して認証されます。このオプションはWPAエンタープライズとも呼ばれます。 WiFi認証がRADIUSサーバ(エンタープライズモード)に設定されている場合は、802.1x標準が使われます。
オプション:パスワードを表示する場合は、[表示]をクリックします
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[ネットワークパスワード]を入力するか、[生成]をクリックします。
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[保護されていないネットワーク (推奨しません)]。
このオプションを選択すると、すべてのワイヤレスクライアントがこのネットワークに接続できるようになります。転送されたデータは暗号化されません。
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[詳細設定]セクション(矢印をクリックすると展開します)で、必要なオプションを選択します。
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[ネットワーク名を隠す(SSID)] - オンにした場合、ワイヤレス ネットワーク名は、ワイヤレス ネットワークをスキャンするユーザに自動的には表示されなくなります。このワイヤレス ネットワークに接続するには、ネットワーク名を手動で指定する必要があります。
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[ステーション間のトラフィックを許可] - オンにすると、このネットワーク上の各ワイヤレスステーションが相互に通信できるようになります。オフにすると、ワイヤレス ステーション間のトラフィックがブロックされます。
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[MACアドレス フィルタリングを有効にする]。このオプションを選択した場合、ワイヤレスネットワークへのアクセスを許可するMACアドレスを入力する必要があります。
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適用をクリックします
DFS (Dynamic Frequency Selection)
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注 - これはWiFi6をサポートする特定のアプライアンスでのみ可能です。 |
レーダー信号は5.0 GHz(802.11ac/n)の電波の影響を受けるため、保護のために動的周波数選択(DFS)を使用して検出 トラフィックやファイルの内部ネットワークへのアクセスを許可し、それらをログに記録するUserCheckルールアクション。します。レーダー信号を検出した場合、5.0 GHz(802.11ac/n)電波の運用周波数はレーダー システムに干渉しない周波数に切り替えられます。DFSはデフォルトで有効になっています。
802.1x (a/n/ac/ax)はサポートされています。WiFi6(802.11ax)のメリットは、企業オフィスやショッピングモール、住宅密集地などの高密度な場面で、エリアあたりのスループットを向上できる点です。
設定は以下を参照してください。
VAPの複製
メインのワイヤレス ネットワークを編集/変更したり、VAPが1つしかない場合は変更することはできません。しかし、VAPを複製して、その複製したVAPを編集することはできます。
VAPを複製するには
該当するVAPを選択し、[複製]をクリックします。
VAPを複製すると、表に新しい名前が表示されます。複製のIPアドレスと範囲は元のVAPのものとは異なります。
VAPを編集するには
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該当するVAPをダブルクリックするか、VAP名を選択して[編集]をクリックします。
[編集]ウィンドウが開きます。
注 - ワイヤレス ラジオ送信はメインのVAPです。
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[設定]タブで[ワイヤレス セキュリティ]を選択します。
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保護ネットワーク(推奨)- 各フィールドに該当する情報を入力します。
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保護されていないネットワーク (推奨しません)
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[詳細設定]セクション(矢印をクリックすると展開します)で、必要なオプションを選択します。
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[ネットワーク名を隠す(SSID)] - オンにした場合、ワイヤレス ネットワーク名は、ワイヤレス ネットワークをスキャンするユーザに自動的には表示されなくなります。このワイヤレス ネットワークに接続するには、ネットワーク名を手動で指定する必要があります。
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[ステーション間のトラフィックを許可] - オンにすると、このネットワーク上の各ワイヤレスステーションが相互に通信できるようになります。オフにすると、ワイヤレス ステーション間のトラフィックがブロックされます。
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[MACアドレス フィルタリングを有効にする]。このオプションを選択した場合、ワイヤレスネットワークへのアクセスを許可するMACアドレスを入力する必要があります。
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適用をクリックします
その他の設定

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[保護されたパスワード]をクリックします。
[ワイヤレスネットワークパスワードの変更]画面が開きます。
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プルダウンメニューから[セキュリティ]のタイプを選択します。
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[認証方式]:プルダウンメニューから[パスワード]または[RADIUSサーバ]を選択します。
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[パスワード] - 新しいパスワードを入力します(変更する場合)。
オプション:文字を表示する場合は、[表示]をクリックします。
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必要に応じて、[このネットワークからローカルネットワークへのアクセスを許可(ワイヤレスネットワークは信頼)]を選択します。
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適用をクリックします

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これらのフィールドでは、プルダウンメニューから次のオプションを選択します。
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操作モード
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チャネル幅
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チャネル
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送信出力
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[詳細]セクションで、プルダウンメニューから[Guard Interval]を選択します。
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DFS
DFSを使用することで、ライセンスを持たないデバイスで、レーダーシステムにすでに割り当てられてる5GHzの周波数帯を、影響なく 使用することができます。デバイスでチャネルのレーダーシステムの存在を検知し、レーダーレベルが特定のしきい値を超えている場合はそのチャネルから別のチャネルへ変更します。
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操作モードでは、802.11a/n/ac/ax (5GHz)を選択します。
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DFSを有効にするを選択 - 自動チャネルを使用している場合は、このオプションによりACS (Automatic Channel Selection)でレーダー周波数帯がオーバーラップするチャネルを選択することができます。
注 - ワイヤレスラジオで送信が開始されるまでには1分程かかることがあります。これは、レーダー周波数帯がオーバーラップするチャネルを使用する際の規則要件のためです。
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Zero-Wait DFSを有効にするを選択 - レーダー周波数帯がオーバーラップするチャネルをスキャンしている間、ワイヤレスモジュールでDFS以外のチャネルを使えるようにし、"空いている"チャネル(レーダーが検知されないチャネル)のリストを作ることができます。このリストが完成するとすぐに、ワイヤレス転送をオフにすることなく、ワイヤレスモジュールが非DFSチャネルに切り替えます。
注 - 160MHzのチャンネル幅を選択した場合は、ゼロウェイトDFS機能を無効にしてください。そうでない場合、規制上の制約により、無線モジュールが160MHzのチャンネル幅で送信を開始するまで、少なくとも1時間かかることがあります。
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適用をクリックします
設定によっては、設定するための他のタブやセクションが表示される場合があります。

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インターネット接続
[割り当て先] - [別のネットワーク]を選択するか、設定済みの既存のネットワークを選択します。
[別のネットワーク]を選択した場合は、以下の情報を設定します。
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IPアドレス - IPv4およびIPv6アドレス
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サブネット マスク - IPv4アドレスの場合
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プレフィックスの長さ - IPv6アドレスの場合
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DHCPv4 サーバ
いずれかのオプションを選択します。
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[有効] - IPアドレス範囲を入力し、必要な場合はIPアドレスの除外範囲を入力します。
アプライアンス自体のIPアドレスは自動的にこの範囲から除外されます。
[ユーザ&オブジェクト]ビュー>[ネットワークリソース]セクション>[ネットワークオブジェクト]ページでネットワークオブジェクト
コンピュータ、IPアドレス、トラフィックプロトコルなど、企業トポロジのさまざまな部分を表す論理オブジェクト。管理者は、これらのオブジェクトをセキュリティポリシーで使用します。を定義して、特定のIPアドレスを除外または予約することも可能です。
特定のIPアドレスを予約するには、デバイスのMACアドレスが必要です。
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[リレー] - DHCPサーバIPアドレスを入力します。
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[無効]
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IPv6自動割り当て
いずれかのオプションを選択します。
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SLAAC(Stateless Address Autoconfiguration)
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[DHCPv6サーバ] - IPアドレス範囲と除外するIPアドレス範囲を入力します。
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[DHCPv6サーバ リレー] - DHCPv6サーバIPアドレスとセカンダリDHCPv6サーバIPアドレスを入力します。
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これらのオプションを使用して自動ルール ルールベースにおいて、通信セッションに対して指定されたアクションを実行するためのトラフィックパラメータやその他の条件セット。を作成できます。自動ルールは、[アクセスポリシー]>[ファイアウォール]セクション>[ポリシー]ページに表示されます。
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[このネットワークからローカル ネットワークへのアクセスを許可(ワイヤレス ネットワークは信頼)]
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このネットワークからローカル ネットワークへのトラフィックをログ記録

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チェックボックスをオンにして、DNSプロキシから除外します。
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IPv6の詳細設定
[Router Advisement]フィールドを設定します。

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注 - IPv4のみのモードでは、このタブはDHCPv4 設定と呼ばれます。 |
このタブで設定されるDHCPオプションの値は、DHCPサーバからDHCPクライアントへ配布されます。
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DNSサーバの設定(DHCPv6/SLAAC)
いずれかのオプションを選択します。
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自動 - デバイスのDNS設定を使用
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[次のIPアドレスを使用] - 1番目のDNSサーバ、2番目のDNSサーバ、3番目のDNSサーバのIPアドレスを入力します。
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DNSサーバ設定 (DHCPv4)
これらの設定は、DHCPv4サーバが有効な場合のみ、適用されます。
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自動 - デバイスのDNS設定を使用
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[次のIPアドレスを使用] - 1番目のDNSサーバ、2番目のDNSサーバ、3番目のDNSサーバのIPアドレスを入力します。
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デフォルト ゲートウェイ
いずれかのオプションを選択します。
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このゲートウェイのIPアドレスをデフォルト ゲートウェイとして使用
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次のIPアドレスを使用 - デフォルト ゲートウェイとして使うIPアドレスを入力します。
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WINS
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インターネット接続に設定したWINSサーバを使用
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[次のWINSサーバを使用] - 1番目と2番目のWINSサーバのIPアドレスを入力します。
- リース
- その他の設定
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時刻同期サーバ
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コール マネージャ
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TFTPサーバ
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TFTPブート ファイル
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X-Window表示マネージャ
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Avaya IP電話
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Nortel IP電話
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Thomson IP電話
- カスタム オプション
いずれかのオプションを選択します。
リース期間 - 単一デバイスで動的に取得したIPアドレスを保持するタイムアウトまでの時間です。
次の追加パラメータを設定して、DHCPクライアントへ配布することができます(オプション)。
上記以外のカスタム オプションを追加することができます。
各オプションには、名前、タグ、タイプ、データ フィールドを設定する必要があります。
ネットワークの編集が終了したら、[適用]をクリックします。
ワイヤレススケジューラ
WiFiをオン/オフに切り替える時間を設定したり、ラジオ帯域間を変えたり(2.4GHzと5GHz)できます。
使用事例:平常時の業務時間だけWiFiを有効にし、業務時間外の週末はオフに設定します。

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[ワイヤレス]ページで、[ラジオ設定]をクリックします。
ワイヤレス ラジオ編集ウィンドウが開きます。
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スケジューラタブへ移動します。
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スライダをオンにしてワイヤレス スケジューラを有効にします。

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[ワイヤレス ラジオ編集]ウィンドウで、[新規]をクリックします。
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曜日の選択で、曜日を選択します。
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適用をクリックします