ハイアベイラビリティの設定

バックグラウンド

クラスタ閉じた ハイアベイラビリティを実現するために相互接続された2台のQuantum Sparkアプライアンス。は、クラスタメンバ閉じた クラスタの一部であるセキュリティゲートウェイ。の1つに障害が発生した場合、組織内のネットワーク接続を維持します。クラスタは冗長性を提供します。

[デバイス]ビュー>[詳細]セクション>[ハイアベイラビリティ]ページでは、2台のアプライアンスのクラスタを作成して高い可用性を実現できます。

クラスタを設定した後、クラスタを[有効]または[無効]にすることができます。

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制限事項

  • アプライアンスのネットワーク設定でスイッチもしくはブリッジが定義されている場合は、クラスタを作成することができません。必要に応じて、[デバイス]>[ローカル ネットワーク]ページでネットワーク設定を変更してください。

  • インターネット接続がボンドインタフェースの場合、Quantum Sparkアプライアンスのクラスタ設定はサポートされていません。

  • クラスタには、物理クラスタインタフェースに静的IPアドレスが必要です。

  • クラスタはクラスタインタフェースの純粋なIPv6アドレスをサポートしていません(IPv4アドレスも設定する必要があります)。

  • すべてのクラスタ設定は、アクティブクラスタメンバで行われます。スタンバイクラスタメンバのWebUIには、基本的なネットワーク設定やログなどの微調整ができるオプションしかありません(Quantum Spark Portalクラスタが管理するクラスタは、クラウドサービスも提供します)。

  • クラスタを設定した後、次のインタフェース設定は、アクティブメンバ閉じた ネットワーク接続を処理するハイアベイラビリティ展開のクラスタメンバ。スタンバイメンバ閉じた ネットワーク接続を処理しないハイアベイラビリティ展開のクラスタメンバ。のWebUIでは利用できません。

    これらの設定には、各クラスタメンバで同等のCLIコマンドを使用します(これらの設定は同期されません)。

事前準備

  • WebUI >[デバイス]>[ローカル ネットワーク]で、クラスタを構成する前にブリッジおよびスイッチ構成を削除します。

  • クラスタ内のアプライアンスは、ハードウェア、ファームウェア(バージョンとビルド)、およびライセンスが同じである必要があります。

    - 同期ケーブルは、初期設定ウィザードが完了し、両方のアプライアンスからスイッチが除去された後で接続してください。メンバ側で追加の設定をする必要はありません。

ベスト プラクティス - 同期インタフェースには同じLANポートを指定します。デフォルトの同期インタフェースはLAN2/SYNCです。

設定ワークフロー

  1. 両方のアプライアンスに対して初期設定ウィザードを完了させます。

    ウィザードの[ローカル ネットワーク]ページで、[LANポートのスイッチを有効にする]チェックボックスをオフにします。

  2. プライマリクラスタメンバであるアプライアンスのネットワークの設定を行います。

  3. アプライアンスの同期インタフェース間のケーブルを接続します。

    - 単一の物理同期ポート(非ボンド)をスイッチ経由で接続することも可能です。

  4. プライマリクラスタメンバを構成します。

  5. セカンダリクラスタメンバを構成します。

クラスタインタフェースの表示

クラスタステータスの表示

手動でのフェイルオーバー

クラスタメンバのネットワーク設定変更

クラスタ設定のリセット

クラスタの手動アップグレード

Quantum Spark Portalで管理されるクラスタ