ルーティング テーブルの設定
[デバイス]>[ルーティング]ページには、アプライアンスに追加されたルートを示すルーティング テーブルが表示されます。
このページでは、
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ルートを追加、編集できます。また、手動のルーティング ルールを設定できます。システムによって定義されたルートを編集することはできません。
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ルートを指定して、IPアドレスと選択したVPNトンネルとを結びつけることができます。IPアドレスを追加、削除、変更するには、ダイナミック ルーティング プロトコルを使用します。
各ルートに対して
表のカラム | 説明 |
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[宛先] |
ルート ルールは、トラフィックの宛先が、ここで指定された宛先IPアドレス/ネットワークに合致する場合にのみ適用されます。 |
ソース |
IPv4のみルート ルールは、トラフィックの発信元が、ここで指定された発信元IPアドレス/ネットワークに合致する場合にのみ適用されます。 |
サービス |
IPv4のみルート ルールは、トラフィックのサービスが、ここで指定されたサービスのIPプロトコルおよびポート、またはサービス グループに合致する場合にのみ適用されます。 |
ネクスト・ホップ |
このルートのネクスト ホップ ゲートウェイです。以下のオプションがあります。
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メトリック |
ルートの優先度を指定します。同じ宛先に到達するルートが複数ある場合、メトリックの最も小さいルートが選択されます。 |
プロトコル |
ルートのタイプ。スタティック、直接接続、BGP、OSPFなどがあります。 |
ランク |
数字によって、どのプロトコルが優先されるかを判断します(値が小さい方が優先度が高い)。 静的ルートには常に60ランクあります(変更不可)。 注 - このパラメータはGaia Clishでのみ設定できます。 |
新しい静的ルート(IPv4アドレス)を追加するには
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[デバイス]>[ルーティング]で、[ルーティング テーブル]が表示されます。[新規]をクリックします。
[新しいルーティング ルール]ウィンドウが開き、次のメッセージが表示されます。
任意のサービスに属する任意のソースから任意の宛先へのトラフィックはネクスト ホップにルーティングする必要があります。
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[ネクスト ホップ]をクリックして、開いた新しいウィンドウのオプションを選択します。
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IPアドレス - IPアドレスを入力します。
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インターネット接続 - インターネット接続を選択します。
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VPNトンネル(VTI) - VPNトンネルを選択します。
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[OK]をクリックします。
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[任意のソース]をクリックして、開いた新しいウィンドウのオプションを選択します。
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任意
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指定IPアドレス - IPアドレスとマスクを入力します。
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[任意の宛先]をクリックして、開いた新しいウィンドウのオプションを選択します。
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任意
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指定IPアドレス - IPアドレスとマスクを入力します。
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[OK]をクリックします。
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[任意のサービス]をクリックしてサービス名を選択するか、検索フィールドにサービス名を入力します。新しいサービスやサービス グループを作成できます。
注 - 静的ルートは、VTI (VPN) を使ったソースベースまたはサービスベースのルートではサポートされていません。
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オプション - コメントを入力します。
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メトリックを0~100で入力します。デフォルトは0です。
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チェックボックスをオンにしてスコープ ローカルを有効にします。
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適用をクリックします
デフォルト ルートを設定するには
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[デバイス]>[ローカル ネットワーク]ページへ移動します。
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インタフェースを選択して[編集]をクリックします。
[設定]タブに[編集]ウィンドウが表示されます。
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[DHCPサーバ オプション]タブをクリックします。
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[デフォルト ゲートウェイ]セクションで、次のいずれかを実行します。
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[このゲートウェイのIPアドレスをデフォルト ゲートウェイとして使用]をクリックします。
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[次のIPアドレスを使用]を選択して、IPアドレスを入力します。
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適用をクリックします
デフォルト ルートを編集するには
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[デバイス]>[インターネット]で、[インターネット接続]をクリックします。
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[編集]をクリックします。
[設定]タブに[インターネット接続の編集]ウィンドウが表示されます。
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デフォルト ゲートウェイ(ネクストホップ)のIPアドレスを変更します。
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適用をクリックします
アクティブなデフォルト ルートがない場合、次のメッセージが表示されます。「デフォルトのルートが未設定です。インターネット接続がダウンしているか未設定の可能性があります」。
インターネット接続をハイ アベイラビリティにしている場合、デフォルト ルートは、アクティブなインターネット接続に基づいて、フェイルオーバー時に自動的に変更されます。
ネットワーク インタフェースが無効にされている場合、そのインタフェースに到達するルートはすべて、ルーティング ページで非アクティブとして表示されます。インタフェースが有効にされると、非アクティブなルートは自動的にアクティブとなります。非アクティブなルートのトラフィックはアクティブなルーティング ルール(通常はデフォルト ルート)に基づいてルーティングされます。
[デバイス]>[ローカル ネットワーク]ページでの編集、削除、有効化/無効化は、このページで作成された手動定義のルーティング ルールに対してのみ行うことができます。直接接続されたネットワーク用にオペレーティング システムが作成したルーティング ルールや、ダイナミック ルーティング プロトコルが定義したルールを編集、削除、有効化/無効化することはできません。
既存のルートを編集するには
ルートを選択して[編集]をクリックします。
既存のルートを削除するには
ルートを選択して[削除]をクリックします。
既存ルートを有効/無効にするには
ルートを選択して[有効]または[無効]をクリックします。