外部ログ サーバの設定

[ログ&モニタリング]>[ログ サーバ]ページでは、ログを保存する場所が追加で必要になった場合に、セキュリティ ログとシステム ログの外部ログ サーバを設定できます。

- クラウド サービスがオンになっている場合は、外部ログ サーバは設定できません。

外部のCheck Pointログ サーバ

追加のログを保存するために、Security Management Serverで管理する外部のCheck Pointログ サーバを利用することができます。

外部のCheck Pointログ サーバの使用例

  • ログ保存時間を延長します。たとえば、現在ゲートウェイがSMPで管理されている場合、3ヶ月間ログを保持することができます。外部ログ サーバを設定するとログを1年間保持できます。

  • ログ フォーマットをデータ マイニング用のサードパーティ メカニズムにエクスポートします。

WebUIのこのページで外部のCheck Pointログ サーバを設定する前に、以下の手順を実行してください。

  1. ログの送り先となるログ サーバを識別する。

  2. ログ サーバを管理するSecurity Management Serverを識別する。

  3. Security Management ServerでSmartConsoleを開きます。

  4. Security Gatewayウィザードで次の各詳細を指定し、Check PointアプライアンスとなるSecurity Gatewayオブジェクトを定義、作成します。

    一般プロパティで、以下を選択します。

    • ゲートウェイ プラットフォーム - アプライアンスを選択。

    • ゲートウェイIPアドレス - ダイナミックIPアドレスを選択。

    トラスト通信で、ゲートウェイ識別子 - MACアドレスまたは最初の接続先を選択。

  5. Security Management Serverおよび関連オブジェクトにデータベースをインストールします。

外部のCheck Pointログ サーバを設定するには

  1. Check Point ログ サーバで、[設定]をクリックします。

    外部のCheck Pointログ サーバ ウィンドウが開きます。

  2. Management Server IPアドレスを入力します。

    Check PointアプライアンスとSecurity Management Server間のトラスト通信を確立するためにこの IP アドレスが使われます。

  3. SIC名で、SmartConsoleで定義されたログ サーバ オブジェクトのSIC名を入力します。

    この名前を取得するには

    • オプション1:

      1. GuiDBeditツール (「sk13009」参照) を使用してSecurity Management Serverに接続する。

      2. [テーブル]タブで、[テーブル] > [ネットワーク オブジェクト]を展開する。

      3. 右ペインにログ サーバ オブジェクトがあります。

      4. 下部のペインに sic_name があります。

    • オプション2:

      ログ サーバから、エキスパート モードで次のCLIコマンドを実行する (SSHまたはコンソール接続を使用)。

      $CPDIR/bin/cpprod_util CPPROD_GetValue SIC MySICname 0

    SIC名の値をコピーして、このページのSIC名フィールドに貼り付けます。

  4. Set SIC One-time Passwordで、Security Management Serverで入力したパスワードを入力し、確認のためにConfirm SIC One-time Passwordフィールドで再入力します。

    - パスワードや共有秘密キーを入力する際は、{ } [ ] ` ~ | ‘ " # + \の文字は使用できません。

  5. ログ サーバがSecurity Management Serverにない場合、[ログ サーバで別のIPアドレスを使用]をオンにして、IPアドレスを入力します。

  6. 適用をクリックします。

    重要 - 外部ログ サーバを設定した後に、WebUIのこのページで変更を行うと、SmartConsoleでSICの再初期化が必要になります。SmartConsoleでSICの再初期化を行わないと、ログ サーバへの接続が失敗する可能性があります。

ゲートウェイがSMP (クラウド)に接続されているときに新しい外部Check Pointログ サーバを設定するには

ゲートウェイの背後にあるリソースからトラフィックを開始した後、Check Pointログ サーバを開き、ログが表示されていることを確認します。詳細については、「 sk145614」を参照してください。

外部Syslogサーバ設定

ログを複数の外部 Syslog サーバに送信するためのゲートウェイを設定できます。

外部Syslogサーバを設定するには

  1. [Syslogサーバ]で、[設定]をクリックします。

    [外部Syslogサーバ]ウィンドウが表示されます。

  2. [プロトコル]を選択します。

    • [TLS Over TCP (安全)] - 安全かつ暗号化された方法で、システム ログをゲートウェイから送信します。

    • [UDP] - セキュリティ ログまたはシステム ログを送信します(安全ではありません)。

  3. [名前][IPアドレス]を入力します。

  4. ポート番号を入力します。

  5. [ログ サーバを有効にする]を選択します。

  6. オプション - [難読化されたフィールドを表示]を選択します。難読化されたパケットがプレーン テキストで表示されます。

  7. 転送するログを選択します。

    • システム ログ

    • セキュリティ ログ

    • システム ログとセキュリティ ログの両方

    - TLS Over TCPを選択した場合、システム ログのみを転送できます。セキュリティ ログはサポートされていません。

  8. 適用をクリックします。

保護されたSyslog

注:

  • サポートされているリモートTLSサーバは1つだけです。

  • サーバCAはCheck Pointによって信頼されている必要があります。

  • TLSサーバは、それ自体のドメイン名を使用して構成する必要があります。UDPのみが、IPアドレスでサーバを構成できます。

  • 設定されたドメイン名は、サーバの証明書のドメイン名と同一である必要があります。

  • システム ログのみがサポートされています。

追加のSyslogサーバを設定するには

[Syslogサーバの追加]をクリックします。

セキュリティ ログをSyslogサーバに送信するには

ログ サーバを構成するときに、[プロトコル][UDP]を選択します。

- セキュリティ ログは、セキュリティ ログの形式ではなく、Syslogの形式で表示されます。

外部Syslogサーバを編集するには

  1. サーバのIPアドレスの横にある[リンクの編集]をクリックします。

  2. 必要な情報を編集します。

  3. 適用をクリックします。

- 複数のサーバが定義されている場合、Syslogサーバは表に表示されます。編集するSyslogサーバを選択し、[編集]をクリックします。

外部Syslogサーバを削除するには

  1. Syslogサーバを選択します。

  2. [削除]をクリックします。

    サーバが削除されます。