SDカードによるアップグレード
1570/1590アプライアンスでは、SDカードを使用して新しいファームウェア イメージまたは自動設定ファイルにアップグレードできます。SDカードを使って新しいイメージをインストールすると、アプライアンスにより以前の設定は削除され、新しい工場出荷時のイメージが作成されます。インストール完了後に設定を復元できるように、設定をバックアップしてください。
注 -1530/1550アプライアンスはSDカードをサポートしていません。
注 - SDカードはext4でフォーマットされます。以前のバージョンでは、SDカードはFAT32でフォーマットされます。以前のバージョンから R77.20.85以降にアップグレードした場合、SDカードは下位互換性をサポートするためにFAT32のままになります。
SDカードから新しいファームウェア イメージをインストールには
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Check Pointアプライアンスを電源から切り離します。
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SDカードのファームウェア イメージを最上位フォルダに置きます。名前は変更しないでください。
SDカードの最上位フォルダに以前のブート ローダまたはファームウェア イメージ(
u-boot*.bin
ファイルまたはfwl*.gz
ファイル)が含まれていないことを確認します。 -
SDカードをCheck PointアプライアンスのSDカード スロットに挿入します。操作が上手くいかない場合は、SDカード スロットがすべてのデバイスを認識していない可能性があります。
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アプライアンスを電源に接続します。
イメージ ファイルからインストールが始まります。この操作には数分かかります。
ファイルが有効であれば、電源LEDが青色に点滅して処理が進行中であることを示します。
インストールが完了すると、LEDが青色に点灯します。アプライアンスの準備が整い、入力が可能になります。
設定を復元します。詳細については、バックアップ、復元、アップグレード、およびその他のシステム操作を参照してください。
Gaia Clishコマンドを使用してアップグレードするには
使用できるファイル名は以下のとおりです。
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autoconf.clish
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autoconf.<MAC Address>.clish
<MACアドレス>は次のフォーマットで指定されたMACアドレスです。XX-XX-XX-XX-XX
Check Point Applianceゲートウェイには複数の設定ファイルを作成できます。ゲートウェイは両方のファイルまたは一方のファイルのみを実行します。最初にautoconf.clish
設定ファイルが読み込まれます。ゲートウェイと同一のMACアドレスを持つ設定ファイルがある場合は、そのファイルが次に読み込まれます。
#記号を使用して、コメントを設定ファイルに追加します。