MACフィルタリングの設定
MACフィルタリングを使用すると、LANにアクセスできるMACアドレスのホワイトリストを管理できます。その他はすべてブロックされます。このリストは、物理LANポートに定義されているすべてのインタフェースに共通して適用されます。
注 - この機能は現在サポートされておらず、将来のバージョンでサポートされる予定です。
MACフィルタリングを有効にするには
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スライダをオンにします。
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MACアドレスをLAN MACフィルタ ホワイトリストに追加します。
注 - MACアドレスが定義されていない場合、MACフィルタリングは非アクティブです。
MACフィルタリングが有効になった後、指定されたネットワークの機能を無効にできます。
LAN MACフィルタ ホワイトリストを編集するには
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[デバイス]>[MACフィルタリング]>[LAN MACフィルタ]に移動します。
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新しいMACアドレスを追加するには、[追加]>[新規]をクリックします。
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アクティブなデバイスのリストからMACアドレスを選択するには、[追加]>[選択]をクリックします。
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MACアドレスを編集するには、リストからMACアドレスを選択して[編集]をクリックします。
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MACアドレスを削除するには、リストからMACアドレスを選択して[削除]をクリックします。
特定のインタフェースのMACフィルタリングを無効するには
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[デバイス]>[ローカル ネットワーク]に移動します。
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LANインタフェースを選択して[編集]をクリックします。
[LANの編集]ウィンドウが開きます。
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[詳細]をクリックします。
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[MACフィルタリングを無効にする]を選択します。
有効にするには、このオプションをオフにします。
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適用をクリックします。
制限事項
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MACフィルタリングは、外部インタフェースや物理LANポート間のスイッチ(ポート ベースのVLAN)ではサポートされていません。複数のLANポート間に物理スイッチを設定する場合、このネットワークではMACフィルタリングを有効にすることはできません。スイッチをブリッジ設定に変更します。
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ブリッジLANインタフェースのMACフィルタリングを無効するには、再起動する必要があります。
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リモート暗号化ドメインからのトラフィックはMACフィルタリングされません。
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ARPやDHCPなどのブロードキャスト トラフィックはブロックされません。
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DMZインターフェイスのMACフィルタリングを設定するには、CLIを使用する必要があります。WebUIにはMACフィルタリングを設定できません。
注 - DMZは1530/1550アプライアンスではサポートされていません。
802.1x認証プロトコル
IEEE 802.1xは、物理的にネットワークに接続されたデバイスに対し、認証メカニズムを提供するポート ベースのネットワーク アクセス プロトコルです。
802.1x認証は、LANまたはDMZネットワークを別のネットワークとして定義し、RADIUSサーバが定義されている場合のみ、有効になります。
ワークフロー
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RADIUSサーバを設定します。認証サーバの管理を参照してください。
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アプライアンスでサーバを定義します。
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別のLANインタフェース(インターネット接続として使用しない場合はDMZを含む)、またはLAN物理ポートの1つで定義されたタグ ベースのVLANインタフェース上で802.1x認証を有効にします。
複数のLANポート間に物理スイッチ(ポート ベースのVLAN)を設定する場合、このネットワークでは802.1xプロトコルを有効にできません。スイッチをブリッジ設定に変更します。
別のLANインタフェースで802.1x認証を有効にするには
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[デバイス]>[ローカル ネットワーク]に移動します。
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LANインタフェースを選択して[編集]をクリックします。
[設定]タブに[編集]ウィンドウが表示されます。
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[割り当て先]については、[別のネットワーク]を選択します。
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[詳細]タブで、[802.1x認証を有効にする]を選択します。
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[再認証の頻度(秒)]に時間を入力します。
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適用をクリックします。
タグ ベースのVLANインタフェースで802.1x認証を有効にするには
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[デバイス]>[ローカル ネットワーク]に移動します。
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LANを選択して[新規]>[VLAN]をクリックします。
[設定]タブに[新規VLAN]ウィンドウが表示されます。
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[割り当て先]については、LAN IDを選択します。
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[詳細]タブで、[802.1x認証を有効にする]を選択します。
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[再認証の頻度(秒)]に時間を入力します。
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適用をクリックします。
インタフェースで802.1x認証を無効にするには
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[デバイス]>[ローカル ネットワーク]に移動します。
LANインタフェースを選択して[編集]をクリックします。
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[設定]タブに[編集]ウィンドウが表示されます。
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[詳細]タブをクリックします。
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[802.1x認証を有効にする]をオフにします。
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適用をクリックします。
MACフィルタリングと802.1x認証にログ記録を設定するには
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[デバイス]>[詳細設定]へ移動します。
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[MACフィルタリングの設定 - ブロックしたMACアドレスをログ記録]属性の値を以下に設定します。
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[有効] - ログを有効にします。
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[無効] - ログを無効にします。
注 - この属性は、ローカル管理モードでのみ利用可能です。一元管理モードでは、CLIでログ記録を設定します。
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オプション -
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ログの数を減らすには、[MACフィルタリング設定 - ログの停止]属性の値を秒単位で指定します。
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すべてのログを表示するには、値を「0」に設定します。
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注 - WiFiドライバで破棄されたトラフィックはログに記録されません。