Gaia Clish のスナップショット管理 - 通常のスナップショット

重要：

  • スケーラブルプラットフォーム（ElasticXL、Maestro、シャーシ）では、該当するセキュリティグループのGaia Portalに接続する必要があります。

  • 異なるセキュリティアプライアンスモデルを含むMaestroセキュリティグループは、（Global Gaia PortalまたはGlobal Gaia Clishにおいて）Gaia Snapshot操作をサポートしません。

    このようなセキュリティグループでGaia Snapshotを収集またはインポートするには、<b>重要</b>なセキュリティグループ内の各セキュリティアプライアンスでGaia PortalまたはGaia Clishに直接接続します。

スナップショットイメージを作成する前に、アプライアンスまたはストレージデスティネーションが前提条件を満たしていることを確認します。スナップショットの前提条件。

説明

システム イメージ (スナップショット) を管理します。

構文

これらのコマンドは、新しいスナップショット イメージを作成するだけです。

add snapshot-onetime name <Name of Snapshot> [description "<Description of Snapshot>"]

注 - Gaia スナップショットはファイルではなく、論理ボリューム管理 (LVM) ボリュームです。Gaia はこれらのスナップショットをディスク パーティションとして保存します。仮想ドライブのリストを表示するには、"lvs"コマンドをエキスパートモードで実行します。

add snapshot-onetime name <Name of Snapshot> [description "<Description of Snapshot>"] target local path <Local Path>

add snapshot-onetime name <Name of Snapshot> [description "<Description of Snapshot>"] target ftp ip <IPv4 Address of FTP Server> path <Path on FTP Server> username <User Name on FTP Server> password <Password in Plain Text>

add snapshot-onetime name <Name of Snapshot> [description "<Description of Snapshot>"] target scp ip <IPv4 Address of SCP Server> path <Path on SCP Server> username <User Name on SCP Server> password <Password in Plain Text>

これらのコマンドは、ローカル LVM ボリュームから既存のスナップショット イメージをエクスポートするだけです。

set snapshot-onetime export <Name of Exported Snapshot> target local path <Local Path>

set snapshot-onetime export <Name of Exported Snapshot> target ftp path <Path on FTP Server> ip <IPv4 Address of FTP Server> username <User Name on FTP Server> password <Password in Plain Text>

set snapshot-onetime export <Name of Exported Snapshot> target scp path <Path on SCP Server> ip <IPv4 Address of SCP Server> username <User Name on SCP Server> password <Password in Plain Text>

これらのコマンドは、既存のスナップショット イメージ ファイルをインポートし、ローカル LVM ボリュームとして Gaia に保存するだけです。

set snapshot-onetime import <Name of Imported Snapshot> target local path <Local Path>

set snapshot-onetime import <Name of Imported Snapshot> target ftp ip <IPv4 Address of FTP Server> path <Path on FTP Server> username <User Name on FTP Server> password <Password in Plain Text>

set snapshot-onetime import <Name of Imported Snapshot> target scp ip <IPv4 Address of SCP Server> path <Path on SCP Server> username <User Name on SCP Server> password <Password in Plain Text>

これらのコマンドは、既存のスナップショット イメージをインポートし、ローカル LVM ボリュームとして Gaia に保存してから、インポートしたスナップショット イメージに戻します。

重要：

  • Gaia がスナップショットに戻ると、既存の実行中の構成と設定が上書きされます。元に戻すスナップショットの認証情報を確認してください。

  • 新しいアプライアンスでスナップショットに戻す前、または工場出荷時のデフォルトにリセットした後に、Gaia First Time Configuration Wizard を実行し、スナップショットを作成する前と同じ設定を構成する必要があります。

  • セキュリティゲートウェイ / クラスタメンバ上のスナップショットを元に戻した場合は、Security Policyをインストールします。

set snapshot-onetime revert target lvm name <External Name of Snapshot>

注 - Gaia スナップショットはファイルではなく、ディスク ボリュームです。Gaia はこれらのスナップショットをディスク パーティションとして保存します。仮想ドライブのリストを表示するには、"lvs"コマンドをエキスパートモードで実行します。

set snapshot-onetime revert target local name <Imported Name of Snapshot> path <Local Path>

set snapshot-onetime revert target ftp name <Imported Name of Snapshot> path <Path on FTP Server> ip <IPv4 Address of FTP Server> username <User Name on FTP Server> password <Password in Plain Text>

set snapshot-onetime revert target scp name <Imported Name of Snapshot> path <Path on SCP Server> ip <IPv4 Address of SCP Server> username <User Name on SCP Server> password <Password in Plain Text>

show snapshots 

show snapshot <Name of Snapshot>
      all
      date
      description
      size

delete snapshot <Name of Snapshot>

重要 -機能を追加、構成、または削除した後、"save config" コマンドを使用して、設定を永続的に保存します。Scalable Platformは自動的に変更を保存します。

パラメータ

説明

name <Name of Snapshot>

新しいスナップショット イメージの名前を構成します。

スペースを含まない文字列を入力する必要があります。

name <Name of Exported Snapshot>

エクスポートされたスナップショット イメージ ファイルが保存される名前を設定します。

スペースを含まない文字列を入力する必要があります。

拡張子を追加し ない でください。

最大文字数は255文字。

name <Name of Imported Snapshot>

インポートされたスナップショット イメージがこの Gaia に保存される名前を設定します。

スペースを含まない文字列を入力する必要があります。

description "<Description of Snapshot>"

オプションです。

スナップショット イメージの説明を構成します。

テキストを二重引用符で囲むか、スペースを含まない文字列を入力する必要があります。

export <Name of Snapshot>

指定した名前でスナップショット イメージをエクスポートします。

スペースを含まない文字列を入力する必要があります。

import <Name of Snapshot>

指定された名前でスナップショット イメージをインポートします。

スペースを含まない文字列を入力する必要があります。

target

スナップショットを作成またはエクスポートするときに、スナップショット イメージの宛先を指定します。

スナップショットをインポートするときに、スナップショット イメージのソースを指定します。

  • target lvm- このGaia上のローカルLVMボリューム

  • target local- このGaiaのローカルファイル

  • target ftp- リモートFTPサーバ

  • target scp- リモートSCPサーバ

ip

リモート サーバの IPv4 アドレスを指定します。

  • ip <IPv4 Address of FTP Server>

    リモート FTP サーバの IPv4 アドレスを指定します。

  • ip <IPv4 Address of SCP Server>

    リモート SCP サーバの IPv4 アドレスを指定します。

path

スナップショット イメージ ファイルへのパスを指定します。

エクスポートする場合、これはディレクトリへのパスです (/path_to/directory/）。

インポートする場合、これはディレクトリへのパスとスナップショット イメージ (/path_to/directory/snapshot）。

  • path <Local Path>

    この Gaia のローカル絶対パスを指定します。

  • path <Path on FTP Server>

    リモート FTP サーバ上のパスを指定します。

  • path <Path on SCP Server>

    リモート SCP サーバ上のパスを指定します。

username

リモート サーバでのログイン ユーザ名を指定します。

  • username <User Name on FTP Server>

    リモート FTP サーバへのログインに必要なユーザ名を指定します。

  • username <User Name on SCP Server>

    リモート SCP サーバへのログインに必要なユーザ名を指定します。

password <Password in Plain Text>

リモート サーバへのログインに必要なパスワード (プレーン テキスト) を指定します。

  • 新しいスナップショット イメージをファイルとしてローカルに作成する:

    gaia> add snapshot-onetime name 1st_image_after_install description "First image after installation" target local path /var/log/

  • 新しいスナップショット イメージをファイルとして作成し、SCP サーバにアップロードします。

    gaia> add snapshot-onetime name 1st_image_after_install description "First image after installation" target scp ip 192.168.20.30 path /var/log/ username scp_admin password 123456

  • SCP サーバからの既存のスナップショット イメージのインポート:

    gaia> set snapshot-onetime import 1st_image_after_install target scp ip 192.168.20.30 path /var/log/ username scp_admin password 123456

トラブルシューティング

  • スナップショットが作成されていない場合は、次のファイルを調べます。

    /var/log/messages*

  • スナップショットが作成されたが問題があった場合は、次のファイルを調べてください。

    /var/log/CPsnapshot/<Snapshot Name>_<Timestamp>