モジュール「MUX」(アプリケーショントラフィック用マルチプレクサ)

R80.20では、ストリーミングレイヤーとアプリケーションレイヤーの間に、MUX(マルチプレクサ)という新しいレイヤーが導入されました。

アプリケーションはMUXレイヤーを通じてストリーミング レイヤーに登録されます。

MUXレイヤーはPSL(パッシブストリーミング)またはCPAS(アクティブストリーミング)上で動作することを選択します。

構文

  • セキュリティゲートウェイ/各クラスタメンバで、エキスパートモードで実行します。

    fw ctl debug -m MUX + {all | <List of Debug Flags>}

  • Scalable Platformセキュリティグループでは、エキスパートモードで実行します。

    g_fw ctl debug -m MUX + {all | <List of Debug Flags>}

フラグ

説明

active

CPAS(アクティブストリーミング)

- さらに、以下を参照のこと。モジュール「CPAS」(Check Point Active Streaming)

advp

高度なパターン(ポートレンジ上のシグネチャ)

api

API呼び出し

comm

接続の開閉に関する情報

error

一般的なエラー

http_disp

HTTPディスパッチャ

misc

その他の有用な情報(他のデバッグフラグでは表示されない)

passive

PSL(パッシブストリーミング)

- さらに、以下を参照のこと。モジュール「PSL」(パッシブストリーミングライブラリ)

proxy_tp

プロキシトンネルパーサー

stream

データストリームの一般的な情報

test

現在は使用されていない

tier1

パターンマッチャー1層目(高速パス)

tls

TLSに関する一般的な情報

tlsp

TLSパーサー

tol

Test Object Listアルゴリズム(アプリケーションが悪質かどうかを判断)

udp

UDPパーサー

warning

一般的な注意事項

ws

Webインテリジェンス