コマンド履歴

以前のセッションなどで使用したコマンドを呼び出すことができます。

コマンド

説明

?

前のコマンドを呼び出します。

?

次のコマンドを呼び出します。

history

最後の100 個のコマンドを表示します。

!!

最後のコマンドを実行します。

!nn

コマンド履歴リストのnn コマンドで、特定の前のコマンドを実行します。

!‑nn

nn個前のコマンドを実行します。

たとえば、!‑3と入力すると、コマンド履歴リストの最後から3番目のコマンドが実行されます。

!str

strで始まる最新のコマンドを実行します。

!\?str\?

strを含む最新のコマンドを実行します。

新しい行がすぐにstrに続く場合は、末尾の? を省略できます。

!!:s/str1/str2

最後のコマンドを繰り返し、str1str2 に置き換えます。

コマンドの再利用

単語指定子と履歴コマンドを組み合わせて、前のコマンドで使用した特定の単語を参照することができます。

単語は行の先頭から番号付けされ、最初の単語は0 (数字のゼロ) で示されます。

単語指定子から履歴コマンドを区切るには、コロン(:) を使用します。

たとえば、!!:1 と入力して、前のコマンドの最初の引数を参照できます。

コマンド"show interfaces" では、interfaces はワード1 です。

Word Designator(単語指定子)

意味

0

操作ワード。

n

n 番目の単語。

^

最初の引数、つまりワード1。

$

最後の引数。

%

最新の\?str\? 検索で一致した単語。

単語指定子の直後に、これらの修飾子の1つ以上のシーケンスを追加できます。それぞれの修飾子の前にコロンを付けることができます。

修飾語

意味

p

新しいコマンドを出力しますが、実行しません。

s/str1/str2

参照先の単語の最初の出現で、str1str2 に置き換えます。

g

コマンド全体に変更を適用します。
この変更は、gs/str1/str2 のように、s と組み合わせて使用します。