fwm snmp_trap

説明

指定されたホストにSNMPv1 Trapを送信します。

注:

  • マルチドメインサーバでは、該当するドメイン管理サーバのコンテキストでこのコマンドを実行する必要があります。

    mdsenv <IP Address or Name of Domain Management Server>

  • マルチドメインサーバでは、SNMP TrapパケットはLeadingインターフェイスのIPアドレスから送信されます。

構文

fwm [-d] snmp_trap [-v <SNMP OID>] [-g <Generic Trap Number>] [-s <Specific Trap Number>] [-p <Source Port>] [-c <SNMP Community>] <Target> ["<Message>"]

パラメータ

パラメータ

説明

-d

デバッグモードでコマンドを実行します。

コマンド自体のトラブルシューティングを行う場合のみ使用します。

ベストプラクティス- このパラメータを使用する場合、出力をファイルにリダイレクトするか、script コマンドを使用して CLI セッション全体を保存してください。

完全なデバッグ手順については、sk97638 のfwm プロセスの説明をご覧ください。

-v <SNMP OID>

メッセージとバインドするSNMP OID（オプション）を指定します。

-g <Generic Trap Number>

汎用トラップ番号を指定します。

このうちの1つの値。

  • 0 -coldStart トラップ用

  • 1 -warmStart トラップ用

  • 2 -linkDown トラップ用

  • 3 -linkUp トラップ用

  • 4 -authenticationFailure トラップ用

  • 5 -egpNeighborLoss トラップ用

  • 6 -enterpriseSpecific トラップ用（これはデフォルト値です。）

-s <Specific Trap Number>

固有のトラップタイプを指定します。

汎用トラップ値が6（enterpriseSpecific ）の場合のみ有効です。

デフォルト値は0 です。

-p <Source Port>

SNMP Trapパケットの送信元ポートを指定します。

-c <SNMP Community>

SNMP コミュニティを指定します。

<Target>

SNMP Trapパケットの送信先となる管理対象ホストを指定します。

解決可能なホスト名の IP アドレスを入力します。

"<Message>"

SNMP Trapテキストメッセージを指定します。

例 - 管理サーバからSNMP Trapを送信し、Security Gateway上のトラフィックをキャプチャする。

[Expert@MGMT:0]# fwm snmp_trap -g 2 -c public 192.168.3.52 "My Trap Message"
[Expert@MGMT:0]#
 
[Expert@MyGW_192.168.3.52:0]# tcpdump -s 1500 -vvvv -i eth0 udp and host 192.168.3.51
tcpdump: listening on eth0, link-type EN10MB (Ethernet), capture size 1500 bytes
22:49:43.891287 IP (tos 0x0, ttl 64, id 0, offset 0, flags [DF], proto: UDP (17), length: 103) 192.168.3.51.53450 > MyGW_192.168.3.52.snmptrap: [udp sum ok] { SNMPv1 { Trap(58) E:2620.1.1 192.168.3.240 linkDown 1486440 E:2620.1.1.11.0="My Trap Message" } }

CTRL+Cを押した状態 

[Expert@MyGW_192.168.3.52:0]#