fw lslogs

説明

ローカルコンピューターまたはリモートコンピューターに存在するセキュリティーログファイル ($FWDIR/log/*.log) と監査ログ閉じた 管理サーバに対する管理者アクション (ログインとログアウト、オブジェクトの作成または変更、ポリシーのインストールなど) を含むログ。ファイル ($FWDIR/log/*.adtlog) の一覧を表示します。

構文

fw [-d] lslogs [-f <Name of Log File 1>] [-f <Name of Log File 2>] ... [-f <Name of Log File N>] [-e] [-r] [-s {name | size | stime | etime}] [<Target>]

パラメータ

パラメータ

説明

-d

デバッグモードでコマンドを実行します。

コマンド自体のトラブルシューティングを行う場合のみ使用します。

ベストプラクティス- このパラメータを使用する場合、出力をファイルにリダイレクトするか、script コマンドを使用して CLI セッション全体を保存してください。

-f <Name of Log File>

表示するログファイルの名前を指定します。名前のみ指定する必要がある。

注:

  • ログファイル名が明示的に指定されていない場合は、すべてのセキュリティログファイル($FWDIR/log/*.log )が表示されます。

  • ファイル名には、ワイルドカードとして*? を含めることができます(例:2019-0?-* )。ワイルドカードを入力する場合は、二重引用符または一重引用符で囲む必要があります。

  • 1つのコマンドで複数のログファイルを指定することができます。各ログファイル名パターンには、"-f" パラメータを使用する必要があります。

    -f <Name of Log File 1> -f <Name of Log File 2> ... -f <Name of Log File N>

-e

拡張ファイルリストを表示します。各ログファイルについて、以下の情報が含まれています。

  • Size - ログファイルおよび関連するポインターファイルの合計サイズ

  • Creation Time - ログファイルが作成された時刻。

  • Closing Time - ログファイルが閉じられた時刻。

  • Log File Name - ファイル名

-r

ソート順を逆順にする(降順)。

-s {name | size | stime | etime}

以下のソートオプションのいずれかを使用して、ログファイルのソート順を指定します。

  • name - ファイル名

  • size - ファイルサイズ

  • stime - ログファイルが作成された時間(これはデフォルトのオプションです)

  • etime - ログファイルが閉じられた時刻。

<Target>

このローカル・チェック・ポイント・コンピュータが SIC閉じた Secure Internal Communication。安全な通信のために、CheckPointソフトウェアを実行するCheckPointコンピュータがSSLを介して相互に認証するCheckPoint独自のメカニズム。この認証は、ICAがCheck Point Management Serverで発行した証明書に基づいています。 の信頼関係を確立しているリモート・チェック・ポイント・コンピュータを指定します。

例1 - デフォルトの出力

[Expert@HostName:0]# fw lslogs
     Size Log file name
         9KB 2019-06-14_000000.log
        11KB 2019-06-15_000000.log
         9KB 2019-06-16_000000.log
        10KB 2019-06-17_000000.log
         9KB fw.log
[Expert@HostName:0]#

例2 - すべてのログファイルを表示する

[Expert@HostName:0]# fw lslogs -f "*"
     Size Log file name
         9KB fw.adtlog
         9KB fw.log
         9KB 2019-05-29_000000.adtlog
         9KB 2019-05-29_000000.log
         9KB 2019-05-20_000000.adtlog
         9KB 2019-05-20_000000.log
[Expert@HostName:0]#

例3 - パターンで指定されたログファイルのみを表示する場合

[Expert@HostName:0]# fw lslogs -f "2019-06-14*" -f '2019-06-15*'
     Size Log file name
         9KB 2019-06-14_000000.adtlog
         9KB 2019-06-14_000000.log
        11KB 2019-06-15_000000.adtlog
        11KB 2019-06-15_000000.log
[Expert@HostName:0]#

例4 - パターンで指定されたログファイルとその拡張情報のみを表示する場合

[Expert@HostName:0]# fw lslogs -f "2019-06-14*" -f '2019-06-15*'
     Size Log file name
         9KB 2019-06-14_000000.adtlog
         9KB 2019-06-14_000000.log
        11KB 2019-06-15_000000.adtlog
        11KB 2019-06-15_000000.log
[Expert@HostName:0]#

例5 - パターンで指定されたログファイルのみを、名前の逆順に並べて表示する場合

[Expert@HostName:0]# fw lslogs -f "2019-06-14*" -f '2019-06-15*' -e -s name -r
     Size Creation Time Closing Time Log file name
        11KB 14Jun2018 0:00:00 15Jun2018 0:00:00 2019-06-15_000000.log
        11KB 14Jun2018 0:00:00 15Jun2018 0:00:00 2019-06-15_000000.adtlog
         9KB 13Jun2018 18:23:59 14Jun2018 0:00:00 2019-06-14_000000.log
         9KB 13Jun2018 0:00:00 14Jun2018 0:00:00 2019-06-14_000000.adtlog
[Expert@HostName:0]#

例 6 - メイン IP アドレスが 192.168.3.53 の管理対象 Security Gateway から、パターンで指定されたログファイルのみを表示する。

[Expert@MGMT:0]# fw lslogs -f "2019-06-14*" -f '2019-06-15*' 192.168.3.53
     Size Log file name
        11KB 2019-06-15_000000.adtlog
        11KB 2019-06-15_000000.log
         9KB 2019-06-14_000000.log
         9KB 2019-06-14_000000.adtlog
[Expert@MGMT:0]#