ゲートウェイモードで「fw ctl affinity -s」コマンドを実行する。
説明
fw ctl affinity -s
コマンドは、Security GatewayのCoreXL マルチコア処理プラットフォーム上のセキュリティゲートウェイのパフォーマンス向上テクノロジー。複数のCheck Point Firewallインスタンスが、複数のCPUコアで並行して実行されています。アフィニティ
指定されたCoreXL Firewall インスタンス、VSX Virtual System、インタフェース、ユーザスペースプロセス、またはIRQ を1 つ以上の指定されたCPU コアに割り当てます。設定を次のように構成します。
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注 - このコマンドで行った変更は、Security Gatewayの再起動後はもとに戻ります。再起動後も設定を維持したい場合は、 |
構文
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内蔵のヘルプを見るには
fw ctl affinity
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指定したインタフェースの名前でアフィニティを設定する場合。
fw ctl affinity -s -i <Interface Name>
all
<CPU ID0> [ <CPU ID1> ... <CPU IDn> ]
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指定したCoreXL Firewallインスタンスのアフィニティを設定するには、次のようにします。
fw ctl affinity -s -k <CoreXL Firewall instance ID>
all
<CPU ID0> [ <CPU ID1> ... <CPU IDn> ]
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指定されたユーザスペースプロセスのPIDによるアフィニティを設定する場合。
fw ctl affinity -s -p <Process ID>
all
<CPU ID0> [ <CPU ID1> ... <CPU IDn> ]
-
指定したユーザスペースプロセスの名前でアフィニティを設定する場合。
fw ctl affinity -s -n <Process Name>
all
<CPU ID0> [ <CPU ID1> ... <CPU IDn> ]
パラメータ
パラメータ |
説明 |
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指定したインタフェースのアフィニティを設定します。 |
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指定された CoreXL Firewall インスタンスのアフィニティを設定します。 |
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チェックポイントのユーザ空間プロセスに対するアフィニティを設定します(例.fwd vpnd) その PID で指定されます。 |
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チェック・ポイントのユーザ空間プロセスに対するアフィニティを設定します(例.fwd vpnd) 、その名前で指定します。
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すべてのCPUコアに対するアフィニティーを設定します(数値は0から始まります)。 |
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指定されたCPUコア(数字は0から始まる)に対するアフィニティーを設定します。 |
例1 - CPUコア#1へのインタフェースeth1のアフィン化
例2 - CoreXL Firewallインスタンス#1をCPUコア#2にアフィンします。
例3 - プロセスCPDをそのPIDでCPUコア#2にアフィンする。
例4 - プロセスCPDをその名前でCPUコア#2にアフィンする。