ミリ秒のログ

多くのユーザはログをサードパーティ製品にエクスポートします。ログの量が多すぎて、一秒に複数のログを受信する場合もあります。ログの到着からイベントのチェーンを構成するには、ログを受け取った順番を知る必要があります。ミリ秒を含めたフォーマットで到着時間を送信できます。

ミリ秒のログは、次のお客様向けです:

  • Log Exporterを使う場合。

  • ログ記録レートが高い環境の場合。

  • この機能はデフォルトで無効になっています。

ゲートウェイ側でミリ秒のログをオンにするには

- このプロシージャによりFWDプロセスが開始します。

  1. SSHでゲートウェイに接続します。

  2. $FWDIR/scripts/に移動します。

  3. スクリプトenable_disable_time_in_milli.sh <param>を実行します。

    • 機能を有効にするには、<param>を‘1’にしてスクリプトを実行します。

    • 機能を無効にするには、<param>を‘0’にしてスクリプトを実行します。

各VSX/Clusterメンバに対してこのプロシージャを実行する必要があります。

ログサーバ側でこの機能をオンにするには

  1. SSHでログサーバに接続します。

  2. ミリ秒フォーマットのログをエクスポートするExporterを新しく作成するには、次のコマンドを実行します:

    • cp_log_export add name <exporter_name> target-server <target_ip> target-port <port_number> protocol <tcp/udp> time-in-milli true

    • cp_log_export restart name <exporter_name>

  3. ミリ秒フォーマットのログをエクスポートする既存のExporterを変更するには、次のコマンドを実行します:

    • cp_log_export set name <exporter_name> time-in-milli true

    • cp_log_export restart name <exporter_name>

ミリ秒のログをエクスポートするようLog Exporterを設定すると、追加のフィールドが時間フィールドに追加されます。機能が有効になっていないゲートウェイからのログは、追加の時間フィールドに値000が入ってエクスポートされます。