ミリ秒のログ
多くのユーザはログをサードパーティ製品にエクスポートします。ログの量が多すぎて、一秒に複数のログを受信する場合もあります。ログの到着からイベントのチェーンを構成するには、ログを受け取った順番を知る必要があります。ミリ秒を含めたフォーマットで到着時間を送信できます。
ミリ秒のログは、次のお客様向けです:
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Log Exporterを使う場合。
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ログ記録レートが高い環境の場合。
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この機能はデフォルトで無効になっています。
ゲートウェイ側でミリ秒のログをオンにするには
注 - このプロシージャによりFWDプロセスが開始します。
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SSHでゲートウェイに接続します。
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$FWDIR/scripts/
に移動します。 -
スクリプト
enable_disable_time_in_milli.sh <param>
を実行します。-
機能を有効にするには、<param>を‘1’にしてスクリプトを実行します。
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機能を無効にするには、<param>を‘0’にしてスクリプトを実行します。
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各VSX/Clusterメンバに対してこのプロシージャを実行する必要があります。
ログサーバ側でこの機能をオンにするには
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SSHでログサーバに接続します。
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ミリ秒フォーマットのログをエクスポートするExporterを新しく作成するには、次のコマンドを実行します:
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cp_log_export add name <exporter_name> target-server <target_ip> target-port <port_number> protocol <tcp/udp> time-in-milli true
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cp_log_export restart name <exporter_name>
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ミリ秒フォーマットのログをエクスポートする既存のExporterを変更するには、次のコマンドを実行します:
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cp_log_export set name <exporter_name> time-in-milli true
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cp_log_export restart name <exporter_name>
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ミリ秒のログをエクスポートするようLog Exporterを設定すると、追加のフィールドが時間フィールドに追加されます。機能が有効になっていないゲートウェイからのログは、追加の時間フィールドに値000が入ってエクスポートされます。