ログ添付API

ログ添付APIは自動でログ添付を行います。各ブレードに、独自の添付があります。例えば、IPSログにはパケットキャプチャ、Threat Emulationログにはサマリレポートが含まれています。トラフィックの負荷を軽減するため、通常はログのすべての添付はエクスポートされません。

使用事例:

この機能は次のようなケースで使用します。

  • Log Exporterを使用して外部のsyslogシステムのログ添付を取得し、自動プロセスで特定のスクリプトを使用する場合。

  • Log Exporterを使用し、エンドユーザへのSmartConsoleアクセスがない(が提供したい)場合。

  • ログにAPIを使用する場合。

ログ添付APIではすべてのゲートウェイバージョンをサポートしています。

ログ添付の取得には2つのモードがあります。

  • Log Exporter - 添付IDを提供します。

  • API for Logs - 結果にログIDを表示します。

Log Exporter

Log Exporterはログをサードパーティ製SIEMにエクスポートし、すべての添付IDをスペースで区切ったlog-attachment-idと呼ばれる識別子を追加します。Log Exporterにはこのattachment-idをエクスポートする新しいパラメータが備えられています。

識別子を取得して、望む添付を持つjsonレスポンスを取得するために使います。jsonフォーマットには、添付のbase64エンコードデータが含まれています。使用するにはこれをデコードして特定のフォルダ先に格納する必要があります。

Log Exporterを使用してログ添付を取得するには、次のコマンドを実行します:

  1. cp_log_export set name <name> [domain-server <domain-server>] export-attachment-ids true

  2. cp_log_export restart name <name> [domain-server <domain-server>

  3. mgmt_cli get-attachment attachment-id ”<id from the exported log>

Log Exporterで添付IDのエクスポートを無効にするには、次のコマンドを実行します:

  1. cp_log_export set name <name> [domain-server <domain-server>] export-attachment-ids false

  2. cp_log_export restart name <name> [domain-server <domain-server>]

ログのAPI

管理サーバでログのクエリを実行します。jsonレスポンスには、各ログに“id”フィールドがあります。log-idの後、ログ添付APIを実行し、ログのすべての添付を取得します。

ログ結果の1つの添付を取得するには

  1. 管理APIを使ってログを取得します:

    次を実行: mgmt_cli show-logs

  2. 次を実行: mgmt_cli get-attachment id “<log id from the previous response>”