Multi-Domain Server またはMulti-Domain ログサーバのIP アドレスの変更

この手順では、Multi-Domain Server CheckPointソフトウェアを実行して、ドメイン管理サーバと呼ばれる仮想セキュリティ管理サーバをホストする専用Check Pointサーバ。同義語:マルチドメインセキュリティ管理サーバ。頭字語：MDS またはMulti-Domain Log Server Check Pointソフトウェアを実行して、マルチドメインセキュリティ管理環境でログを保存および処理する専用Check Pointサーバ。マルチドメインログサーバは、対応するドメイン管理サーバによって管理されるセキュリティゲートウェイからのログを保存および処理するドメインログサーバで構成されます。頭字語：MDLS の現在のIP アドレスを変更できます。

注 - 複数のMulti-Domain Server またはMulti-Domain Log Server Check Pointソフトウェアを実行してログを保存および処理する専用Check Pointサーバ。を使用する環境では、該当する各Multi-Domain Server またはMulti-Domain Log Server の手順を実行します。

手順:

現在のR81.10 Multi-Domain Server またはMulti-Domain Log Server のバックアップ
バックアップと復元を参照してください。
該当インタフェースのIPアドレスを変更する

注 - この手順は、同じ物理インタフェースを使用する必要があるが、IP アドレスが異なる場合にのみ適用されます。
R81.10 Gaia Administration Guide > Chapter Network Management > Section Network Interfaces > Section Physical Interfaces を参照してください。

新しいIP アドレスの新しいライセンスをインストールします。

ステップ	手順
1	Check Point User Center アカウントに接続します。
2	Multi-Domain Server またはMulti-Domain Log Server の新しいIP アドレス用の新しいライセンスを発行します。
3	新しいライセンスとサポート契約を取得します。
4	Multi-Domain Server またはMulti-Domain Log Server のMDS コンテキストに新しいライセンスとサポート契約をインストールします。ライセンスの操作を参照してください。

Multi-Domain Server またはMulti-Domain Log Server のコマンドラインに接続します。

ステップ

手順

SSH、またはシリアルコンソール経由で接続します。

スーパーユーザの認証情報を使用してログインします。

エキスパートモード CheckPoint Gaiaオペレーティングシステムで完全なシステムルート権限を付与する完全なコマンドラインシェルの名前。にログインします。

MDS コンテキストに移動します。

mdsenv

MDS コンテキスト内のすべてのプロセスを停止します。

ステップ

手順

MDS コンテキスト内のすべてのプロセスを停止します。

mdsstop -m

Important -これらのプロセスが停止している間、SmartConsole Check Point 環境の管理に使用される Check Point GUI アプリケーション-セキュリティポリシーの構成、デバイスの構成、製品とイベントの監視、アップデートのインストールなど。は接続できません。

MDS コンテキストですべてのプロセスが停止していることを確認します。

mdsstat -m

すべてのデーモン(FWM、FWD、CPD、およびCPCA)は、"down" の状態である必要があります。

MDS データベースのIP アドレスの変更

重要 - MDS オブジェクトがデータベースにすでに存在する場合、このステップはonly を適用します。

たとえば、このステップは、クリーンインストールコンピュータにCheck Pointオペレーティングシステムを最初からインストールすること。の新しいセカンダリMulti-Domain Server またはMulti-Domain Log Server には適用されません。

ステップ

手順

IP アドレスを変更します。

$MDSDIR/bin/mdscmd change-mds-ip <Current IP Address> <New IP Address> ipv4 -x

例:

$MDSDIR/bin/mdscmd change-mds-ip 192.168.20.30 172.30.40.50 ipv4 -x

IP アドレスがdleobjectderef_data データベースで更新されていることを確認します。

このデータベースから該当するデータをファイルに保存します。
psql_client -c "select fwset from dleobjectderef_data where cpmitable='mdss' and not deleted and dlesession=0" -o /tmp/dleobject.txt cpm postgres
IP アドレスを確認します。
cat /tmp/dleobject.txt | egrep -w 'name|ipaddr'
出力例:
:name (My_MDS_Server)
:ipaddr (172.30.40.50)

IP アドレスがcpnetworkobject_data データベースで更新されていることを確認します。

このデータベースから該当するデータをファイルに保存します。
psql_client -c "select name, ipaddress4 from cpnetworkobject_data where not deleted and dlesession=0" -o /tmp/cpnetworkobject.txt cpm postgres

IP アドレスを確認します。

cat /tmp/cpnetworkobject.txt

出力例:

      name     |  ipaddress4
---------------+--------------
 My_MDS_Server | 172.30.40.50

$MDSDIR/conf/external.if ファイルを変更します。

重要：

この手順は、先頭インタフェースを別の物理インタフェースに変更する場合に適用されます。
この手順は、管理データベース全体をソースのMulti-Domain Server またはMulti-Domain Log Server からターゲットのMulti-Domain Server またはMulti-Domain Log Server に移行あるCheckPointコンピュータからCheckPoint構成データベースをエクスポートし、別のCheckPointコンピュータにインポートします。し、ターゲットサーバが別の外部インタフェース(ソースサーバではeth0、ターゲットサーバではeth1 など) を使用する場合に適用されます。

ステップ

手順

現在の$MDSDIR/conf/external.ifファイルをバックアップします。

cp -v $MDSDIR/conf/external.if{,_BKP}

現在の$MDSDIR/conf/external.ifファイルを編集します：

vi $MDSDIR/conf/external.if

現在のインタフェース名を、該当するメインインタフェースの名前に変更します。

これは、Multi-Domain Server またはMulti-Domain Log Server のメインIPv4 アドレスを設定したインタフェースです。

変更を保存し、Vi エディタを終了します。

既存の各Domain Management Server Check Point シングルドメインセキュリティ管理サーバまたはマルチドメインセキュリティ管理サーバ。のコンテキストに移動します。

mdsenv <IP Address or Name of Domain Management Server>

現在の$FWDIR/conf/vip_index.confファイルをバックアップします。

cp -v $FWDIR/conf/vip_index.conf{,_BKP}

現在の$FWDIR/conf/vip_index.confファイルを編集します：

vi $FWDIR/conf/vip_index.conf

現在のインタフェース名を、該当するメインインタフェースの名前に変更します。

これは、Multi-Domain Server またはMulti-Domain Log Server のメインIPv4 アドレスを設定したインタフェースです。

変更を保存し、Vi エディタを終了します。

$MDSDIR/conf/LeadingIP ファイルを変更します。

ステップ

手順

現在の$MDSDIR/conf/LeadingIPファイルをバックアップします。

cp -v $MDSDIR/conf/LeadingIP{,_BKP}

現在のファイルを編集します。

vi $MDSDIR/conf/LeadingIP

現在のIP アドレスを新しいIP アドレスに変更します。

変更内容をファイルに保存し、エディタを終了します。

$MDSDIR/conf/mdsdb/mdss.C ファイルを変更します。

ステップ

手順

現在の$MDSDIR/conf/mdsdb/mdss.Cファイルをバックアップします。

cp -v $MDSDIR/conf/mdsdb/mdss.C{,_BKP}

現在の$MDSDIR/conf/mdsdb/mdss.Cファイルを編集します：

vi $MDSDIR/conf/mdsdb/mdss.C

現在のIP アドレスを持つMulti-Domain Server またはMulti-Domain Log Server のオブジェクトを検索します。

オブジェクトのIP アドレスを新しいIP アドレスに変更します。

オブジェクトの名前を変更しないでください。

変更内容をファイルに保存し、エディタを終了します。

$SMARTLOGDIR/smartlog_settings.txt ファイルを変更します。

ステップ

手順

現在の$SMARTLOGDIR/smartlog_settings.txtファイルをバックアップします。

cp -v $SMARTLOGDIR/smartlog_settings.txt{,_BKP}

現在のファイルを編集します。

vi $SMARTLOGDIR/smartlog_settings.txt

次のパラメータで、現在のIP アドレスを新しいIP アドレスに変更します。

パラメータ :server_port ()
セクション:connections > セクション:domain > セクション:management > パラメータ :name ()
セクション:connections > セクション:domain > セクション:log_servers > パラメータ :name ()

変更内容をファイルに保存し、エディタを終了します。

$INDEXERDIR/log_indexer_custom_settings.conf ファイルを変更します。

ステップ

手順

現在の$INDEXERDIR/log_indexer_custom_settings.confファイルをバックアップします。

cp -v $INDEXERDIR/log_indexer_custom_settings.conf{,_BKP}

現在のファイルを編集します。

vi $INDEXERDIR/log_indexer_custom_settings.conf

次のパラメータで、現在のIP アドレスを新しいIP アドレスに変更します。

パラメータ :server_port ()
セクション:connections > セクション:domain > セクション:management > パラメータ :name ()
セクション:connections > セクション:domain > セクション:log_servers > パラメータ :name ()

変更内容をファイルに保存し、エディタを終了します。

MDS コンテキスト内のすべてのプロセスを開始します。

ステップ

手順

MDS コンテキスト内のすべてのプロセスを開始します。

mdsstart -m

MDS コンテキストで開始されたすべてのプロセスを確認します。

mdsstat -m

すべてのデーモン(FWM、FWD、CPD、およびCPCA) は、"up" の状態で、PID を表示する必要があります。

既存のすべてのドメイン管理サーバおよびドメインログサーバのIP アドレスの変更
ドメイン管理サーバまたはドメインログサーバのIP アドレスの変更に従います。