はじめに

ドキュメントの目的

このドキュメントでは、エンドポイント保護製品であるCheck Point Harmony Endpoint Zero-Day SolutionのPOC(Proof of Concept)評価の設定手順について説明します。また、評価の各段階におけるリソースも提供します。Harmony EndpointはmacOSとLinuxもサポートしていますが、本ガイドではWindowsクライアントのPOC評価のみに焦点を当てています。

ソリューションの概要

Harmony Endpointは、今日の複雑な脅威から従業員を守るために設計された、包括的で統合されたエンドポイントセキュリティソリューションです。従来のエンドポイントセキュリティコントロール、高度なEndpoint Prevention (EPP)、Endpoint Detection and Response(EDR)、Extended Detection and Response(XDR)の各機能を1つのクライアントに統合することで、360度のエンドポイントプロテクションを実現します。予防第一のアプローチは、お客様の組織が攻撃にさらされないようにすると同時に、セキュリティ運用を合理化し、コストと運用コストの両方を削減します。

  • ランサムウェアとマルウェア対策

    高度なランサムウェア攻撃から組織データを守ります。

  • ポスチャー管理

    自動化された脆弱性とパッチ管理により、攻撃対象領域を削減します。

  • ゼロデイフィッシングとブラウザ保護

    エンドユーザに影響を与えることなく、最も巧妙なフィッシング攻撃をブロックします。

  • データ保護とGenAIセキュリティ

    フルディスク暗号化(FDE)、高度なDLP機能、革新的なGenAIセキュリティにより、機密データの損失を防ぎ、貴重なデータを保護します。

ハイレベルのワークフロー

下図は、Harmony Endpoint Zero-DayソリューションのPOC評価をセットアップするプロセスのハイレベルなワークフローを示しています。