VPNの基本

Endpoint SecurityのVPNでは、リモート勤務をしている時でも企業ネットワークへ安全に接続できます。ユーザはインターネットを通じて個人的なファイルにアクセスできますが、権限のないユーザがこのファイルを表示したり変更したりすることはありません。VPN接続には、サーバへの直接的な接続と、インターネットサービスプロバイダを経由した接続があります。リモートユーザはネットワークアダプタ(ワイヤレスアダプタを含む)またはモデムダイヤルアップを使用して組織に接続できます。

Endpoint SecurityのVPNはパーティを認証し、パーティ間を通過するデータを暗号化します。VPNでは、標準的なインターネットプロトコルを利用して強力な暗号化と認証を実行します。暗号化によって、認証された通信者だけが、相互に送受信するデータを読み取ることができるようになります。さらにデータの完全性が維持されるため、転送中にデータが改変されることはありません。

[VPNの詳細]ページには、現在のVPN接続(あれば)に関する情報と、VPNが有効なSecurity Gatewayへのリモート接続のステータスが表示されます。VPNの[詳細]ページでは、[設定の管理]→[新規]をクリックしてサイトのウィザードを開きVPNサイトを作成する、VPNサイトへの接続/切断を実行する、[VPN設定]ウィンドウを開いてプロファイルやサイトを設定する、特定の接続オプションの設定や証明書の管理をする、といったことができます。