新しいアプリケーション警告
クライアントを使用し始めて最初に表示される警告の多くは、新しいアプリケーション警告です。この警告は、コンピュータ上のプログラムがインターネットやローカルネットワークへのアクセスまたはサーバ権限が必要な際に表示されます。ブラウザやEメールプログラムなど、アクセス権限が必要なプログラムには、この新しいアプリケーション警告を使用してアクセス許可できます。
適切に機能するためにサーバ権限が必要なアプリケーションやプロセスは、ほとんどありません。ただし一部のプロセスは、Microsoft Windowsで使用されないと正しく実行できないものもあります。警告では、以下のようなものが多く見られます。
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lsass.exe
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spoolsv.exe
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svchost.exe
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services.exe
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winlogon.exe
サーバ権限をリクエストするアプリケーションまたはプロセスが、正当かどうか判断できない場合は、MicrosoftサポートのWebサイト(http://support.microsoft.com/)を検索し、該当するプログラムまたはプロセスが何か、どう使われるかなどの情報を参考にしてください。上記のリストを含め、Windowsで使用する多くのプロセスが、正当なプログラムを装ったハッカーによるワームやウイルスであったり、トロイの木馬を侵入させるシステムのバックドアが作られる危険性があることに注意してください。ユーザが操作していない(ファイルのブラウズ、ネットワークへのログイン、ファイルのダウンロードなど)にもかかわらず警告が表示された場合、安全性を考慮してサーバ権限を拒否することをお勧めします。サーバ アプリケーション警告が多数表示される場合は、追加の対策としてマルウェア対策スキャンの実行を検討してください。