アンチボット

Harmony Endpointのアンチボットは、ユーザが組織のネットワーク内にいてもネットワーク外にいても、ボットの活動を検出および防止します。ボットとは、ウイルス対策の防御機能を無効化し、サイバー犯罪者からの指示を受けてコマンドアンドコントロールセンターに接続し、その指示を実行する悪質なソフトウェアです。

[Endpoint Securityのメイン ページ]でAnti-Bot Bladeをクリックすると、次のオプションが表示されます。

  • 現在のステータス - コンピュータにおけるアンチボットのステータスとポリシーのサマリが表示されます。ステータスには以下の種類があります。

    • オン - 正常に機能しています。

    • オフ - ポリシーによって無効化されています。

    • 初期化中 - アンチボットはまだ起動中です。

    • 未実行 - エラーによってアンチボットの動作が妨げられています。管理者に連絡してください。

    • 感染済み - コンピュータでボットが検出され、防止されました。管理者が設定したポリシーに基づき、ステータスが感染済みから変更されます。

  • 感染 - 検出されたボット活動の一覧を表示します。アンチボットを、検出または防止モードに設定できます。これによってボットが削除されるわけではありません。

以下の情報は、各ファイルに表示されます。

  • 保護の名前 - ボットの名前。

  • URL - ボットが接続しようとする場所。

  • プロセス名 - URLにアクセスしているプロセスの名前。

  • プロセスID - URLにアクセスしているプロセスのPID。

  • ユーザ名 - URLにアクセスするプロセスのユーザ名。

  • 親プロセス名 - URLにアクセスしているプロセスを実行しているプロセスの名前。

  • 親プロセスID - URLにアクセスしているプロセスを実行しているプロセスのPID。

  • 親ユーザ名 - URLにアクセスしているプロセスを実行しているプロセスのユーザ名。

  • 最初の感染時間 - ファイルが検出された時刻。

  • 最後の感染時間 - 直近でファイルが検出された時刻。

  • 実行アクション - ボットが検出または防止されたかどうか。

感染が検出または防止されると、次のメッセージが表示されます。

「あなたのコンピュータは、悪意あるサーバ:[URL]にアクセスしようとしています。詳しい情報や改善策については、ヘルプ デスクにお問い合わせください。」

ネットワークブラウザにも、ボットを防止したというメッセージが表示されます。