Native Encryption Managementのインストールと使用

Native Encryption ManagementはFull Disk Encryptionの置き換えとなります。

macOS 10.13またはそれ以降のFull Disk Encryptionを使用してモバイルアカウントのユーザ取得を管理する方法は、sk122674を参照してください。

Native Encryption ManagementのSmartEndpoint設定

クライアント上のNative Encryption Management機能を管理するには、次の設定のみが使用できます。

  • リカバリ

    • Full Disk Encryption - Native Encryption Recovery Media

    • Full Disk Encryption - Native Encryption Remote Help

  • ユーザの取得

    • Full Disk Encryption - X人のユーザ取得後、起動前認証が実施されます。

  • ボリュームの暗号化

    • システムボリュームの保護のみがサポートされます。

  • 導入

    • Macクライアントをダウンロード - Full Disk Encryption機能を選択します。

パスワードリセットとデータリカバリ

ユーザがMacにログインできない場合、FileVault暗号化データをリカバリすることができます。

クライアントコンピュータに一意なパーソナルリカバリキーを使用することで、データのリカバリまたはパスワードのリセットが可能です。パスワードのリセットは、リモートで実行できます。

パーソナルキーを使用したパスワードのリセット

ログインパスワードをユーザが忘れた場合、管理者からリモートユーザにパーソナルリカバリキーを送り、ユーザはそのキーを使用してログインできます。キーは文字と数字がハイフンで区切られた文字列になっています。

Native Encryption Management FileVaultのパーソナルリカバリキー(PRK)をアップデートする方法については、sk138352を参照してください。